善通寺って?

五岳山
南大門

 善通寺は「屏風浦五岳山誕生院善通寺」と号し、号の五岳山は善通寺の背後にそびえる五つの山、香色山(こうしきさん)、筆の山、我拝師山(がはいしさん)、中山、火上山(ひあげやま)を指し、幼少の空海の修行伝説が残っています。

善通寺
香色山から望む善通寺

五岳山善通寺 

 善通寺は弘法大師空海のふる里として平安時代の後期より、西行など空海の徳を慕って旅した巡礼の地として知られています。江戸時代になると、四国遍路が整えられ、その札所八十八ケ寺の中心的な存在として栄えました。

     空海は讃岐のこの地に生まれ、唐に留学し、唐より真言密教を日本に伝えました。帰朝後、空海は父善通(よしみち)の菩提寺として善通寺の建立を許されました。当初、善通寺は留学先の青龍寺に模して建造されましたが、戦国時代に阿波の三好氏と近在の香川氏との間に起きた抗争(善通寺合戦)によってその伽藍は全焼しました。江戸時代、藩主の生駒氏や丸亀の京極氏らの寄進によって本堂や五重塔などが再建されました。そのため、江戸時代には南大門はなく、東側の赤門が通用門だったようです。

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